【受講者インタビュー】マタニティヨガベーシック養成講習会
この記事は、当協会機関誌 MEDEX journal vol.268(11月号)P12に掲載しております。
<第2期 マタニティヨガベーシック認定インストラクター養成講習会受講者インタビュー>
三浦 あかり さん
・産婦人科医
・JMFAマタニティヨガベーシック認定インストラクター
・全米ヨガアライアンスRYT200修了
・アロマテラピー検定1級
産婦人科医になったきっかけや目指された理由、医師になられてから現在までの活動を教えてください。
他の診療科は限られた分野のみを診ることが多い一方で、産婦人科は女性のライフステージ全体に関わり、妊娠・出産から更年期まで幅広く診られる点に魅力を感じ志望しました。現在は総合病院で産婦人科医として勤務しており、医師になって5年目の若手として日々学びを重ねながら、先輩医師から多くの刺激を受けています。患者さんの悩みは多種多様で、毎日同じ日はなく、それぞれの方にとってより良い治療を模索しつつ向き合い、女性の健康を包括的に支えることを大切に働いています。
今回マタニティヨガベーシック認定インストラクターになりましたが、当協会のマタニティヨガをどのようにお知りになったか、また当協会のマタニティヨガを選ばれた理由を教えてください。
私自身、体を動かすことが好きで、運動を通じて心身が整うことを実感していました。普段の産科診療の中で、薬や治療だけでは解決できない妊婦さんの悩みに触れる機会も多く、妊娠期の女性に安全で効果的な運動を伝えたいと考えました。こちらの協会では、これまで多くの受講者に支持され体系的なカリキュラムが整っており、医師としての知識を生かしながらマタニティヨガを学べる点に魅力を感じ、受講を決めました。
マタニティヨガを今後、どのように活用しようと思われていますか。
妊婦健診や診療の場にとどまらず、病院内でも気軽に体を動かせる機会を増やし、マタニティヨガのクラスやワークショップを開催したいと考えています。妊婦さんがヨガを通じてリフレッシュや体力向上を目指し、不安を和らげながら前向きに出産へ臨めるよう支援したいです。また、産婦人科医としての知識を活かし、病院外の活動にも参加しながら女性の健康を幅広く支える取り組みに関わっていきたいです。
これからマタニティヨガを受講される方へ、メッセージをお願いいたします。
今回の講座を通じて、妊娠中の運動によるメリットや注意点を体系的に学び、安心して実践できるヨガの魅力を改めて感じました。実技を交えて学ぶことで、呼吸や動きの一つ一つに意味があることを実感し、妊婦さんに寄り添ったプログラムの大切さを深く理解できると思います。マタニティヨガは、妊婦さんの心身を整え、限られた妊娠期間をより豊かに過ごすための大きな手助けになります。これから学ばれる皆さんも、妊娠期の健康をお届けできるヨガインストラクターとしての一歩を踏み出されることを願っています。
「マタニティヨガベーシック認定インストラクター養成講習会」の詳細ページはこちら
https://www.j-m-f-a.jp/topics/aboutus/6552/
一般社団法人日本マタニティフィットネス協会
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