会員様よりいただいたお問い合わせに対する回答を掲載いたします。No.2「コロナ禍におけるレッスンの再開について」
会員様よりいただいたお問い合わせに対する回答を掲載いたします。
今後のコロナ対策のご参考になれば幸いです。
(2020年8月現在)
1.レッスン時間の短縮は必要か?
運動すると呼吸が活発になり、飛沫の心配が深刻になります。 基本的には時間の短縮そのものよりも、 運動量を上げすぎないようなプログラミングにご注意いただきたいと思います。 今までのレッスンでハイインパクトを提供しているようであれば、 ローインパクト中心で構成するなど、運動強度を落とし、運動強度が高くならないよ うに注意が必 要です。そのほかフロアーで行うストレッチやクールダウンの時間を長めにするなど の工夫もよいかと思います。 時間の短縮は必須とは考えませんが、お客様の運動習慣、体調などを考慮し状況に応 じて時間短縮も必要かと思います。
2.インストラクターのフェイスガード着用は必要か?
フェイスガードやマウスシールドは飛沫を防ぐには不十分かもしれません。
マスクで隙間を覆うとより安心です。
(苦しくなるので、妊婦さんはマスクはつけない方が良いと考えております。)
3.レッスン中、又はフロアレッスン時のスタジオの換気は必要か?(レッスン後の換気で十分か?)
換気は、できる限り常に行うことが好ましいと思います。
4.インストラクターとメンバーとの間にスクリーンの様な物は必要になるか?
スクリーンがあるとより安心です。
直接飛沫がかかりませんので、スクリーンと換気は重要な手段だと思われます。
今後継続して使用される場合は、「飛沫防止 アクリル」などで検索すると床置きタイプなどもあるようです。
先日のハイハットスタジオでは急遽必要になったため、大きくて透明なごみ袋を縦に切って天井から貼りました。
顔の細かい表情まで見えないのですが、飛沫防止という意味では十分でした。
スクリーン設置が難しい場合、そして鏡があるのであれば、背面での指導をお勧めいたします。
インストラクターも鏡の方を向いて、鏡越しに指導されてはいかがでしょうか。
また、鏡もない場合には、換気をしつつ参加者との距離を十分に空けてください。
インストラクターの周りは特に十分にスペースを空け、無意識に前へ出すぎないよう、床に養生テープなどで印をつけると良いでしょう。
5.オンラインレッスンの場合、諸計測に関しては自己管理となる?(特に児心音チェックが出来ない事は不安な点となりますが)
協会では、今はまだオンラインレッスンの問題点を検討しており、一般の妊婦さん向けにオンラインレッスンができる段階ではないと考えております。
申し訳ありませんが、諸計測をどのように考えていくかも答えが出ておりません。
ただ、もし今後オンラインレッスンを行う場合には、ご自宅でも安全な、簡単にできるストレッチ等から始めるのはどうかと話し合っております。
もちろん感染防止に「絶対」はありませんので、この他、検温を行う、熱だけではなく少しでも体調の優れない方は遠慮していただく、手洗い、うがい、手指消毒、除菌をまめに行う、人数制限など常に心掛けて、楽しいレッスンを提供していただけますと幸いでございます。
なお、こちらもご参照ください。
FIA(日本フィットネス産業協会)ガイドライン
https://www.fia.or.jp/wp-content/uploads/2020/01/fia_guide.pdf